読書記録: 『心を整える』
心を整えようと思って読んでみたのでまとめ。
ところどころにあるサッカーの話も面白かった。ドイツいいなー
- 作者: 長谷部誠
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2011/03/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 一日の最後に必ず、心を鎮める時間を作る
- 部屋の音を消して、天井を眺めながら、息を整えながら全身の力を抜いていく
- 付き合い悪いと言われても譲らない
- 睡眠はすごく大切
- 体調を整えておくのもプロの仕事
- 大一番で力を発揮するためには、平穏に夜を過ごし、睡眠をしっかり取る
- 寝るまでの1時間の使い方に徹底的にこだわる
- リラクゼーション音楽を流す
- 試合への臨み方は人それぞれ
- 試合直前に心のスイッチを入れる人と、数日前からスイッチを入れる人がいる
- 試合前はなるべく同じパターンで過ごすといいのかもしれない
- 整理整頓は心の掃除に通じる
- ドイツには、「整理整頓は、人生の半分である」
- 日頃から整理整頓を心がけていれば、それが生活や仕事に規律や秩序をもたらす
- 自分の心の中が散らかっているときこそ、整理整頓をすることで心の中も掃除されて、気分が晴れやかになる
- 気を遣いすぎると疲れるので、100点満点中80点くらいの清潔感を心がける
- 人との接し方
- 意識を変えることで、行動を変えることができる
- 自信をつけることも大事な要因
- まわりの目に対して鈍感になることも大きい。ストレスを減らすことができる
- マイナス発言は自分を後退させる
- サッカー(仕事にも当てはまる)というのは、様々な要素や人間が複雑に絡み合っているため、ミスを人のせいにしやすい
- 愚痴は言わない方がよい
- 愚痴は一時的な感情のはけ口となってストレス解消になるかもしれないが、あまりにも安易な解決策
- また、自分の問題点と向き合うことから逃げるのと同じなので、なるべく愚痴を言わないようにするべき
- 監督や上司にあまり評価されていないという現実を受け止め、まずそこを自分のスタートラインにするべき
- ひとり温泉のススメ
- 行き詰まっているとき、ひとりで温泉に行くのもいい
- 孤独な時間だからこそ、できることがある
- 自分にとって本当に大切なものは何なのか、そういう自分と向き合う時間を作るのに適切
- トーマス・カーライル「ハチは暗闇でなければ蜜をつくらぬ。脳は沈黙でなければ、思想を生ぜぬ」
- 先輩に学ぶ
- 苦しいことには真っ向から立ち向かう
- 精神的にも肉体的にも、ギリギリのところで踏みとどまることも
- 「これだけ苦しい練習を乗り越えることができたら、自分には怖いものがなくなるはずだし、どのクラブの練習にもついていける。結果が出ると信じて、頑張り続けよう」と考える
- 身近なところにいる「頑張っている人」を目にすることで自分を鼓舞する
- 仲間の価値観に飛び込んでみる
- チームメイトから食事に誘われたら、絶対に断らない
- 小野伸二「ヨーロッパでは待っていたら誰も話しかけてくれない。ロッカールームではどんどん自分から話しかけていった方がいいよ」
- ピッチから離れて一緒に時間を共有することで、チームメイトの新たな一面が見えてくる
- 組織の穴を埋める
- 自分の武器がわかりにくいとき、レベルの高いチームの中で生き残るためには、何か人と違うストロングポイントを示さねばならない
- それが「組織にとって足りないものを補う」だった。考えてプレーすることでそれが可能になる
- 自分の良さを表現したいという欲やエゴより、組織の成功を優先
- 自分を殺すことと、自分を変えることは違う。組織に成功がもたらされたときには、必ずチームプレーをしている選手の評価も上がるはず
- 監督の言葉にしない意図・行間を読む
- ベンチにいるときは、監督がどんな指示を出しているかをすぐ横で見る絶好のチャンス
- 競争を好む
- 日本人選手がヨーロッパでやっていくためには、競争に前向きなメンタリティは絶対に必要
- 競争は成長するための栄養のようなもの
- 逃げずに向きあい続ければ、身体の隅々までその栄養が行き渡る
- 運を味方につける
- 運は誰にでもやってきていて、それを活かせるか、活かせないかはれにふさわしい準備をしていたかにかかっている
- 運を活かせないのは、運を味方につける努力が足りなかっただけの話
- アルゼンチン人「運を女性のように口説きなさい」
- 努力や我慢はひけらかさない
- 努力や我慢は秘密にするべき
- なぜなら、周囲からの尊敬や同情は自分の心の中に甘えを呼び込んでしまうから
- 努力や我慢は秘密にするべき
- 読書は自分の考えを進化させてくれる
- その他
- 遅刻は絶対にしない
- 時間に遅れるのはどこかに甘さがあり、本気で取り組んでいないという証拠。まわりに対する尊敬の念が薄いとも言える。
- ドイツのことわざ「箱の中に腐ったりんごがひとつでもあると、全部が腐ってしまう」
- ネットサーフィンやメールは没頭しすぎて生活のリズムに悪影響を与えてしまうことがある
- 息抜きも、度が過ぎたら時間の浪費
- 指揮官の立場を想像する
- 人の上に立つ人間は孤独
- ラストこそ勝負どころ
- ラスト10メートルを「もうすぐゴール」と認識するのではなく、「マイゾーン」として、自分が最もカッコよくゴールするための美学を追求
- 翌日に練習・試合があるときは前日に遊ばない
- 応援してくれる家族やサポーターを裏切りたくない
- 子供のときに基礎をきちんと教えてもらったおかげで、今の自分がある
- どんな指導者にもそれぞれの良さがある。それを引き出せるかどうかは、教えられる側の心構えにもかかっている
- 「直にして礼なければ即ち絞す」
- 正義感が強すぎて、真面目すぎると、かって周囲を締め付けてしまう
- 感謝は自分のためでもある
- 自分が感謝の気持ちを忘れなければ、まわりがどんどん自分にポジティブなエネルギーをくれるはず
- 周囲から助けてもらえる選手と助けてもらえない選手では、成長スピードにも差が出るのは当たり前
- 関わる人たちだけでなく、その人たちの家族のことも思いやれる人間になりたい
- 目を見て話せば伝わる
- 気持ちを伝えるうえで一番大切なのは、目を合わせること
- 遅刻は絶対にしない